2008-04-15 第169回国会 衆議院 環境委員会 第5号
こう考えました場合に、私たちは、全人類が共通のものとして持っている自然界に目を向けることから英知を引き出す、これが二十一世紀人類社会における課題ではなかろうかという気がしてならないのであります。 そこで、私自身の提唱する人間の森文明というのがあるのでございます。
こう考えました場合に、私たちは、全人類が共通のものとして持っている自然界に目を向けることから英知を引き出す、これが二十一世紀人類社会における課題ではなかろうかという気がしてならないのであります。 そこで、私自身の提唱する人間の森文明というのがあるのでございます。
二十世紀、人類社会にとりまして正に戦争の世紀であったと言われております。この二十世紀初頭、第一次世界大戦が起きたわけでありますが、その直後、ウィンストン・チャーチルが、十九世紀の戦争と比較をし、二十世紀の戦争の概念が変わったということを述べております。 それは、十九世紀の戦争の場合、指導者自らが戦場で戦い、英雄となる軍人同士の戦争であった。
つまり、西洋の思想の中から生まれてきた科学技術であるとしても、それは道具として私たちは人類共通の大きな財産として評価しつつも、それを動かす思想というものは我々の思想を織り込んでいくということを新たに考えていいのではないか、これが私は二十一世紀人類社会において日本がなし得る非常に大きな貢献になるのではないか、こんなふうな思いを持っているわけでございます。
お配りした資料に沿ってお話し申し上げますが、最初に「二十一世紀人類社会と原子力開発」ということで、きょうお話ししたいと思っております内容を一から四まで分けて書いております。そこに少しずつ説明を加えておりますのは、その主体となるところであります。その後四枚の絵が続いてございますが、それは、ここにあります一から四までの内容に沿って私の方でまとめましたものでございます。